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[2F01] 金属燃料高速炉の炉心損傷事故起因過程解析コードの開発
(2) エクストルージョンおよび被覆管浸食モデルの詳細化
キーワード:金属燃料、高速炉、炉心安全、起因過程、エクストルージョン
金属燃料炉心損傷解析コードCANISの燃料破損までの解析モデルの詳細化を図った。燃料温度が溶融潜熱の過熱度50%相当に達した時点でピン内移動(エクストルージョン)が開始されるとし、また被覆管浸食における径方向位置による温度変化を考慮することにより、TREAT 炉の過出力試験における反応度低下や試験後の被覆管減肉量が概ね再現された。