2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[2F01-03] 高速炉

2022年9月8日(木) 09:30 〜 10:20 F会場 (E1棟3F 31番教室)

座長:木下 幹康(MOSTECH)

09:45 〜 10:00

[2F02] 設計効率化及び過度な保守性低減に向けた炉心設計最適化プロセスの整備-代表例題の設定と炉心設計最適化プロセスの具体化検討-

*浜瀬 枝里菜1、桑垣 一紀1、堂田 哲広1、横山 賢治1、田中 正暁1 (1. JAEA)

キーワード:ナトリウム冷却高速炉、炉心設計、核設計解析、プラント動特性解析、ベイズ最適化

設計最適化支援ツールARKADIA-Designの機能の一部として、炉心設計の効率化及び過度な保守性の低減を目的とし、従来の設計検討では個別に実施していた、炉心設計解析(核設計、熱流力設計、燃料健全性評価)と安全評価のためのプラント動特性解析を連携し、ベイズ最適化を活用した炉心設計最適化プロセスを整備している。本報では、代表例題として設定した、ULOF時に炉心損傷を回避でき、炉心性能の高いナトリウム冷却高速炉の炉心設計最適化問題における最適化プロセスの実現に必要となる機能整備計画と、単純な体系を仮定して本プロセスの適用見込みについて確認した結果について概説する。