2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[2F18-21] 溶融塩炉2

2022年9月8日(木) 16:55 〜 18:00 F会場 (E1棟3F 31番教室)

座長:山路 和也(MHI)

17:10 〜 17:25

[2F19] 塩化物溶融塩高速炉のフィージビリティー研究(II)

(6)再処理プロセスに関わる電気化学的物性の測定

*村上 毅1、魚住 浩一1、小山 正史1 (1. 電中研)

キーワード:塩化物溶融塩燃料、再処理、NaCl-CaCl2

塩化物溶融塩燃料の乾式再処理プロセスでは、溶融NaCl-CaCl2溶媒中におけるアクチニドや希土類の液体金属(液体Bi等)中への還元抽出を主工程としている。本研究では、還元抽出反応を詳細に検討・評価するために必要な基礎電気化学的物性として、溶融NaCl-CaCl2を溶媒として安定に扱うことのできる電位領域、及び液体金属を抽出媒体として使用できる電位領域を明らかにした。