2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2G10-14] 燃料デブリ

2022年9月8日(木) 14:45 〜 16:05 G会場 (E1棟3F 32番教室)

座長:山本 章夫(名大)

15:15 〜 15:30

[2G12] 燃料デブリの臨界特性を明らかにする定常臨界実験装置STACY更新炉の整備

(8)現有燃料400本を用いた2領域炉心の検討

*荒木 祥平1、郡司 智1、井澤 一彦1、須山 賢也1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:福島第一原子力発電所、STACY更新炉、臨界実験、燃料デブリ

STACYにおける実験計画に弾力性を持たせるため、現有燃料棒400本のみを用いた1.27格子板での2領域炉心の検討を行った。2領域炉心は1.27-cm格子間隔のテスト領域及び1.8-cmのドライバ領域で構成され、テスト領域が11x11以上であれば、テスト領域中央で1.27格子板を用いた1領域炉心の中性子フラックスをある程度模擬できることが確認された。