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[2J08] 浜岡原発の自然砂丘内に函体内蔵型の無崩壊津波堤防を適用した多重防御
キーワード:浜岡原発、津波堤防、函体内蔵、多重防御、合意形成、エネルギー安定供給、脱炭素
原子力のエネルギー利用は,脱炭素の中で主要な政策の一つである.国内の土木学会と原子力工学会,及び米国地球物理学会(2021)部門,更に米国海洋学会(2022)において崩壊しない津波海岸堤防を原発の多重防御に適用し,原発稼働によるCO2排出削減と日本のエネルギー供給の安定を目指して,その重要な候補地として浜岡原発を選定した.多重防御によって再稼働への住民と国民合意の形成を図っている.