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[3B02] 「建屋応答モニタリングと損傷イメージング技術を活用したハイブリッド型の原子炉建屋長期健全性評価法の開発研究-英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業-」の進捗状況
キーワード:事故炉、コンクリート構造、長期健全性、経年劣化、健全性評価、非破壊検査及びモニタリング、加速度及びジャイロセンサ、テラヘルツ波、保全計画
本研究は、日本原子力研究開発機構(JAEA)廃炉環境国際共同研究センター(CLADS)が実施している「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」のひとつとして、令和3年度から3か年の計画で、高放射線量率と高汚染のため、現場への接近性が極端に限られるような事故を経験した原子炉建屋の長期構造健全性の見通しを得るために必要な評価手法を開発しようとするものである。 令和3年度は、下記の研究項目について具体的な研究方法を明確にして研究の方向付けを行うとともに、必要な諸準備を行い、一部の試験等を行った。これらの進捗状況について概要を報告する。
・地震等の外乱応答モニタリングによる建屋の振動性状・応答評価法の開発
・電磁波を用いたコンクリート構造物の損傷検知技術の開発
・損傷検知情報に基づくコンクリート材料・構造物の性能評価法の開発
・総合的な建屋安全性評価手法の開発と長期保全計画の提案
・地震等の外乱応答モニタリングによる建屋の振動性状・応答評価法の開発
・電磁波を用いたコンクリート構造物の損傷検知技術の開発
・損傷検知情報に基づくコンクリート材料・構造物の性能評価法の開発
・総合的な建屋安全性評価手法の開発と長期保全計画の提案