2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 504-2 核化学,放射化学,分析化学,アクチノイドの化学

[3D04-07] 分析技術1

2022年9月9日(金) 10:50 〜 12:00 D会場 (E1棟2F 23番教室)

座長:塚原 剛彦(東工大)

10:50 〜 11:05

[3D04] ICP-MS/MSを用いた236U測定方法の検討

*田中 康之1、Do Van-Khoai1、元木 良明1、太田 祐貴1、岩橋 弘之1、黒澤 きよ子1、古瀬 貴広1 (1. JAEA)

キーワード:236U、ICP-MS/MS、放射化学分析

ICP-MS/MSとしてAgilent8900トリプル四重極ICP-MSを用いた236Uの測定方法について検討した。本装置は、測定可能な最大質量電荷比が275であることから、リアクションガスに酸素を用いたマスシフト法を適用することで、236U16O16Oの測定が可能になる。これにより従来の手法と比較して235Uのスペクトル干渉の低減による236Uの高感度測定が可能になると考えられる。そこで、本研究ではICP-MS/MSによる質量電荷比268での236Uの最適な測定条件を検討した内容を報告する。