[3D_PL01] フランスにおける原子力エネルギーの新たな動き:カーボンニュートラル達成への柱
フランスでは1990年から2030年までの間に温室効果ガス排出量を40%削減し、2050年にはカーボンニュートラルを達成することを目標としており、原子力はその大きな柱となっている。本講演ではフランスの原子力発電の現況紹介に始まり、改良型EPR(EPR2)を活用した最新の原子力政策や、SMR「NUWARD」やその他の新型炉の開発に対する政府支援策、核燃料サイクルや原子炉の廃止措置の取り組み、EPR2プロジェクトを通したサプライチェーンの強化について紹介し、フランスの原子力産業が国の脱炭素化ロードマップの中核を担う準備ができていることについて報告する。