15:00 〜 15:15
[3I10] 対話の実践における倫理的な課題について
リスクコミュニケーション的視点から
キーワード:リスクコミュニケーション、ELSI
福島第一原子力発電所の事故に係る除染土壌の再利用や最終処分、高レベル放射性廃棄物最終処分場の選定、原子力発電所の再稼働等の原子力に係る社会的課題において、地域住民をはじめとするステークホルダーとの対話が様々な形で実践されている。その社会的な実装においては、技術的な安全への関心に加え、世代間倫理など倫理上の課題も指摘されている。
本論では、まず、今後さらなるステークホルダーの一般化により、参加者や運営者に事業者や行政以外の一般市民が想定されることで生ずる、人権や発言に伴う責任への配慮等の課題を指摘する。加えて、幾つかの事例を題材に、倫理的な視点からの具体的な検討を試みる。
本論では、まず、今後さらなるステークホルダーの一般化により、参加者や運営者に事業者や行政以外の一般市民が想定されることで生ずる、人権や発言に伴う責任への配慮等の課題を指摘する。加えて、幾つかの事例を題材に、倫理的な視点からの具体的な検討を試みる。