2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[3N04-07] 核データ測定2

2022年9月9日(金) 10:50 〜 12:00 N会場 (E2棟1F 102番教室)

座長:堀 順一(京大)

11:35 〜 11:50

[3N07] Pb-204の双極子励起の強度分布

*静間 俊行1、遠藤 駿典2、木村 敦2、Schwengner R3、Beyer R3、Hensel T3、Hoffmann H3、Junghans A3、Wagner A3、Tsoneva N4 (1. 量研、2. 原子力機構、3. HZDR、4. ELI-NP)

キーワード:核共鳴蛍光散乱、電気双極子遷移、準フォノン模型

ドイツ・ドレスデンヘルムホルツセンターにおいて、制動放射光を⽤いたPb-204の核共鳴蛍光散乱実験を⾏った。実験データの解析から、共鳴準位のスピン及び遷移強度を決定した。また、準フォノン模型を用いて、電気的双極子遷移に関する理論計算を行った。本講演では、核共鳴蛍光散乱実験の結果及び双極子励起強度の分析結果について報告する。