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[1E15] 放射性廃棄物の減容化に向けたガラス固化技術の基盤研究
(121)抽出クロマトグラフィ用吸着材のγ線照射による劣化物生成挙動評価
キーワード:抽出クロマトグラフィ、TEHDGA吸着材、γ線分解
使用済燃料の再処理で発生する放射性廃液は、ガラス固化処理後に地層処分し、数万年単位で保管・管理されることになる。処分場における熱的負荷低減の観点から、放射性廃液に含まれるマイナーアクチノイド(MA; Am, Cm)の分離がガラス固化体の本数削減に有効であることが示されている。本研究では、抽出クロマトグラフィ用TEHDGA吸着材の放射線分解に注目した。推定劣化物を合成し、GC/MS分析で定量することで、γ線照射による劣化物の生成挙動を明らかにした。