2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[2H06-09] 溶融塩炉2

2023年9月7日(木) 10:55 〜 12:00 H会場 (ES総合館2F ES022)

座長:嶋田 廉(MFBR)

10:55 〜 11:10

[2H06] 塩化物溶融塩高速炉のフィージビリティー研究(III)

(6)再処理プロセス構築のための塩化物溶融塩の電気化学物性測定

*村上 毅1、小山 正史1 (1. 電中研)

キーワード:塩化物溶融塩燃料、再処理、希土類、NaCl-CaCl2

塩化物溶融塩燃料の乾式再処理プロセスでは、溶融NaCl-CaCl2溶媒中におけるアクチニドや希土類の液体金属(液体Bi)中への還元抽出を主工程としている。本研究では、還元抽出工程を設計・評価するために必要な基礎電気化学的物性として、溶融NaCl-CaCl2中における希土類の酸化還元電位や溶融NaCl-CaCl2/液体Bi間の希土類の分配挙動を測定した。