[2K07-09] 原子炉設計1

[2K09] NuScale “VOYGR^TM” の開発実証

(7) 原子炉建屋モジュール工法向け構造及び施工検討

*川田 英史¹、佐藤 友喜¹、片岡 俊二¹、梅沢 朋之¹、綾 真一¹、森本 泰臣¹、須川 史崇²、伊吹 豪太²、小池 大介³、Paul Boyadjian⁴ (1. 日揮グローバル株式会社、2. 株式会社大林組、3. 株式会社IHI、4. NuScale Power, LLC)

キーワード：NuScale、VOYGR、モジュール工法、EPC、SC構造

日揮グローバルは、石油・ガスプラント建設において、多くのモジュール工法を採用したプロジェクト遂行実績を有す。NuScale SMR原子力発電所であるVOYGR^TMの原子炉建屋では、SCおよびRC構造が採用される。これまでの日揮グローバルの実績を適用し、原子炉建屋をモジュール工法で建設する検討を実施している。ここでのモジュール工法は建設地以外の地域で、鋼板および機器・配管系を組み立てた後、モジュールを施工現場に据え付ける工法であり、VOYGR^TM原子炉建屋のモジュール化の実現に向けて、設計、輸送、建設の観点から種々の検討を実施している。本稿では、当該原子炉建屋にモジュール工法を適用した場合の現地施工手順を含めた工事工程に関する検討概要および今後の技術課題等について説明する。