2024年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 502-1 原子炉材料,環境劣化,照射効果,評価・分析技術

[2C16-21] 原子炉材料

2024年3月27日(水) 16:25 〜 18:00 C会場 (21号館2F 21-205)

座長:山下 真一郎(JAEA)

16:40 〜 16:55

[2C17] 事故耐性の高い軽水炉用制御棒の開発

(7) 新型中性子吸収材と溶融燃料との高温共存性

*中村 勤也1、太田 宏一1、高野 公秀2 (1. 電中研、2. JAEA)

キーワード:事故耐性制御棒、中性子吸収材、希土類元素、再臨界、安全性向上

電中研は、軽水炉燃料の高度利用と炉心安全性の向上を両立する長寿命な事故耐性制御棒を開発している。想定される重大事故時の溶融炉心温度2600 ℃において、新型中性子吸収材(Eu,Hf)Oxは溶融燃料(U,Zr)O2を溶解してEuがUと均一に混合することを確認した。これは、事故進展過程に加え事故終息後の廃止措置時においても、再臨界リスクの大幅な抑制に寄与する性能を有することを示唆する。

予稿パスワード認証
予稿集購入者向けのパスワード入力ボックスです。
参加者は、参加者用ログインからログインすると、予稿閲覧可能です。
ログインIDとパスワードは参加料決済後にメールで通知しています。

パスワード