2024年春の年会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[3B11-16] 環境放射能

2024年3月28日(木) 14:45 〜 16:25 B会場 (21号館2F 21-204)

座長:砂川 武義(福井工大)

15:00 〜 15:15

[3B12] 環境トリチウムの迅速測定法の開発

(6)ヒラメにおける水素同位体の同位体効果の検証

*細根 孟留1、猪狩 直哉1、南場 大輝1、清川 嶺士1、冨吉 真央1、柿内 秀樹2、石川 義朗2、鳥養 祐二1 (1. 茨城大、2. 環境研)

キーワード:トリチウム処理水、魚中のトリチウム濃度測定

海生生物を対象としたトリチウム移行に関する既往の研究では、放射性物質であるトリチウムに代わって、重水素が用いられている。しかし、重水素とトリチウムの同位体効果について、比較検討した研究はほとんど存在せず、重水素とトリチウムの挙動の違いは明らかになっていない。これは公定法である凍結乾燥法では非常に時間がかかることに加え、管理区域内での生体の飼育が難しいからである。そこで本研究では昨年度報告したマイクロ波加熱法を用い、海水にトリチウムを含んだ重水を添加して重水素とトリチウムを含む環境下でヒラメを飼育し自由水を回収、測定した。回収した自由水中の重水素とトリチウムの濃度から、取込と放出における水素同位体の同位体効果を検討した。

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