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[141] 住宅地タイプ類型別の転居時ライフステージ変化分析
キーワード:集約型都市構造、立地適正化計画、世帯、ライフステージ、転居、住宅地タイプ
コンパクトシティ・プラス・ネットワークの実現のためには、転居と住区特性の関係を把握することが重要である。転居の理由としては、ライフステージの変化が多くを占めており、居住誘導の観点からも注目される。本研究では、全国の都市を対象に転居時ライフステージごとの住宅地タイプ等の転居傾向及び転居意向を把握することにより、居住誘導の検討に資することを目的とする。最近の住区特性データを用いて住宅地タイプを分類するとともに、各世帯構成の転居時のライフステージを推定して分類した。分析の結果、特に就学・就職を機に転居をした若い単身世帯や、退職や子の独立を機に転居した世帯では、転居意向と実際に転居した住宅地タイプ類型は異なる場合が多いことが明らかになった。