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[56] 横浜市中区山手町における震災復興期の住宅建設に関する研究
-旧外国人居留地内の土地所有と土地利用に着目して
キーワード:横浜山手居留地、関東大震災、震災復興、土地所有、土地利用、住宅建設
旧外国人居留地であった横浜市中区山手町は、1923年関東大震災でほとんどの建物が焼失したが、再び住宅地として復活した。本研究では、山手町の震災復興期の住宅建設に関して、 住宅建設地の土地所有と土地利用に着目し、都市構造形成過程の一端を明らかにする。 山手町における復興期の土地所有は土地所有権、横浜市市有地、永代借地権の3つが存在し、 土地利用は土地の分割について6つの類型が存在した。 土地所有者はどの所有権にも関わらず、土地を分割せず、または分割して、より多くの住宅を建てて外国人や日本人に供給した。