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[136] 名古屋大学東山キャンパスにおけるヘルシーストリート・デザイン評価に関する研究
-歩行空間のデザイン評価と今後のキャンパス整備課題について
キーワード:ウォーカビリティ、健康、キャンパス、ストリート・デザイン、名古屋大学
本研究は、名古屋大学キャンパスマスタープランに基づき、日常的な歩行の促進や身体活動の増加による健康増進を目的とした「ヘルシーストリート・デザイン評価」の観点から、キャンパス内の歩道全78本を調査し、必要な評価指標34項目を定めて、歩道の改善が必要なストリートの抽出と必要な整備課題を次のように明らかにした。
1)トータルスコアが 80点以上のストリートが12本、70点台のストリートが33本、60点台のストリートが24本、60点未満のストリートが9本である。
2) ストリートごとの評価結果より、評価が低い60点未満のストリートの要因として、「ストリートの一部または全体に歩道がなく車道のみであること」、「横断歩道がないこと」、「歩道上に駐車が見られること」、「休憩所がないこと」等が課題である。
3) マスタープランに「歩行者専用道路(サービス車両通行可)」として位置付けられている43本のストリートにおいては、80点以上が5本、70点台が23本、60点台が12本、60点未満が3本である。特に、低評価のストリートが複数あることから、歩行者のための道路整備の観点に着目して、重点的に整備を検討する必要がある。
1)トータルスコアが 80点以上のストリートが12本、70点台のストリートが33本、60点台のストリートが24本、60点未満のストリートが9本である。
2) ストリートごとの評価結果より、評価が低い60点未満のストリートの要因として、「ストリートの一部または全体に歩道がなく車道のみであること」、「横断歩道がないこと」、「歩道上に駐車が見られること」、「休憩所がないこと」等が課題である。
3) マスタープランに「歩行者専用道路(サービス車両通行可)」として位置付けられている43本のストリートにおいては、80点以上が5本、70点台が23本、60点台が12本、60点未満が3本である。特に、低評価のストリートが複数あることから、歩行者のための道路整備の観点に着目して、重点的に整備を検討する必要がある。