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[O8-04] 他者受容性の個人差が準自動運転時のテイクオーバーに及ぼす影響
キーワード:運転行動、他者受容性、個人差
完全自律走行の自動運転車が普及する前段階として,当面の間,ドライバと自動運転システムとの協同作業によって走行する車が主流になると考えられる。その際,自動運転システムからドライバへの主導権交代(テイクオーバー)の方法が重要な課題となる。久保・西崎(2018)では,他者受容性の個人差が,テイクオーバー時の反応時間やステアリングの安定性に影響を及ぼすことを示した。特に音声呈示によってテイクオーバーの指示を行う条件では,他者受容性の高いドライバは低いドライバに比べ,反応時間が長くなり,車線変更時にステアリングのふらつきが大きくなることが示された。そこで本研究では,他者受容性の個人差とテイクオーバーの指示を与えるタイミングとの関係を検討し,ドライバに応じて最適なテイクオーバーの方法を明らかにすることを目指した。
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