[P1-16] Determinants of Judgement of Plan Existence in Everyday Life
Keywords:plans, intention, prospective memory
再来週の日曜日に何か予定が入っているかどうかを判断する場合のように,ある日時に予定が設定されているかどうかを判断することを意図存在判断と呼ぶ。本研究では計153名の大学生に日常場面での意図存在判断の成功・失敗の事例を報告するよう求めるとともに,意図存在判断がなされた予定の属性について尋ねた。その結果,想起手がかりや他者からの援助の多さと,意図存在判断の成功・失敗とが関係していることが示された。また,実際には存在しない予定であったにもかかわらず,予定が存在すると誤って判断された場合の,意図存在判断に対する確信度の高さは,予定し忘れ時の損害度と相関することが示された。これらの結果から,何かしなければならないことがある感じの生起を支えるメカニズムについて考察した。
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