[P1-33] 日常場面における現実と想像の混乱及びメタ記憶
リアリティ・モニタリング・エラー経験質問紙(RMEEQ),成人メタ記憶尺度(MIA),記憶能力質問紙(MAQ)を用いて
キーワード:日常記憶、リアリティ・モニタリング、メタ記憶質問紙
本研究の目的は,リアリティ・モニタリング・エラー経験質問紙(RMEEQ),成人メタ記憶質問紙(MIA),及び,記憶能力質問紙(MAQ)の計3種類の記憶質問紙を用いて,日常場面におけるリアリティ・モニタリング・エラー(RMエラー)の自己評価と,メタ記憶との関連性について検討することである。大学生計213名を対象に,RMEEQ(1因子32項目),MIA(6因子44項目),MAQ(4因子31項目)の計3種類の記憶質問紙を実施した。その結果,RMEEQは,MIAの3因子及びMAQの3因子との間に有意な正の相関あるいは負の相関が認められた。この結果は,日常場面におけるRMエラー経験の頻度について,自己の記憶効力感や記憶行動との関連性から考察された。
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