[P3-34] 人型・非人型ロボットの掛け合いによる観察者が抱く印象変化
キーワード:人とロボットの関わり、非言語コミュニケーション、ロボット印象評価
映画「STAR WARS」で登場するR2-D2というロボットは自然言語を話さず、身振り手振りが行える人型のロボットでもないが、意思を持ち人らしさを強く感じるキャラクタである。これは自然言語を用いる人型ロボットC-3POとの掛け合いによる効果が大きいと考え、彼らと同様に、自然言語を話さない非人型ロボットに対して自然言語を用いる人型ロボットが掛け合いをすることが非人型ロボットにもたらす印象変化を調査した。二体が掛け合いをする条件としない条件において非人型ロボットから感じる擬人性、生物性、親近性、知性に関して2×2の4条件に対する被験者内主観評価実験を実施した。半数の被験者グループ(11名)は掛け合いなし→掛け合いあり、もう半数(11名)は逆の順番で印象評価をした。掛け合いがない場合と比べ、掛け合いがある場合の方が全項目は有意に高く、擬人性に関しては評価順序と掛け合いの有無に交互作用が見られた。
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