14:30 〜 16:00
[W2-01] シグナルかノイズか,それが問題だ――信号検出理論の深化とモデリング――
キーワード:信号検出理論、ベイズモデリング、一般線形モデル
信号検出理論は,古典的には,頻度論的なパラメトリック統計学の枠組みを用いた,信号とノイズの弁別過程のモデリングと捉えることができる。その後,等分散でない場合,二択反応以外の場合などへの拡張が漸次的になされてきたが,これらの展開やその利用可能性についてわが国では十分に知られているとはいえない。また,近年の統計モデリングの広がりは,古典的な信号検出理論によっては扱うことの難しかった問題にも新たな道を開くものである。これらの状況を受けて,本ワークショップでは,(1)初学者向けの信号検出理論の教え方を考えるという形で基礎をふり返り,(2)ベイズモデリングによる拡張の可能性,(3)一般化線形モデルとして捉えることから得られる拡張の可能性について論じる。
論文集原稿 閲覧パスワード認証
論文集原稿の閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。
閲覧パスワードは、大会参加者の皆様にメールでご連絡しております。