併催シンポジウム/行事
併催シンポジウムは、本会委員会主催によるもの、外部の機関より提案されたもの(コラボレーション企画)で構成されます。今年度は全7件のシンポジウムが開催されます。また、会長講演と付設展示会も例年通り開催されます。
いずれも参加費無料で、どなたでもご参加頂けます。多くの方々のご参加お待ちしております。
※申込方法等詳細は各シンポジウム/行事詳細ページにてご確認ください。
実施日 |
シンポジウム/行事名称 |
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3/22~24 |
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3/22 午後 |
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3/23 終日 |
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3/23 午前 |
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3/23 午後 |
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3/24 午前 | 論説フォーラム「日本の化学力を高めるために」 |
3/24 午後 |
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3/24 午後 | ケミカルレコード・レクチャー 2023 |
3/25 午前 |
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3/25 午後 |
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3/25 終日 |
主催:新学術領域研究「発動分子科学」
日時:3月22日 13:00~15:40
新学術領域研究『発動分子科学』は、外部エネルギーを受け取ることで機械的な構造変化を起こし、これを利用して別の形のエネルギーへと変換する分子装置を「発動分子」と名付け、これを構築するための基礎学理を築くことを目的とする研究領域です。このプロジェクトでは、一個の発動分子がエネルギー変換を伴って動く仕組みを実験的・理論的に明らかにする物理化学的基礎研究、発動分子を人工的に創り出しそれを動かす合成型研究、分子配向材料や高分子分解反応に利用可能な発動分子を開拓する応用型研究などを行ってきました。本企画では、その成果の一部を報告させて頂きます。化学者の皆様からのご意見を幅広く受けることで、研究成果をさらに発展させていく機会へといたしたいと思います。
プログラム
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13:00-13:20 発動分子集積体の創製と光力学機能創出(東工大化生研)宍戸 厚
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13:20-13:40 発動分子を合理設計・理論計算するための構造基盤(千葉大院理)村田 武士
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13:40-14:00 発動分子の機能発現に関する構造ダイナミクス研究(横市大院生命医科)池口 満徳
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14:00-14:20 生体発動分子の改造とゼロからの設計(分子研)小杉 貴洋
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14:20-14:40 発動分子の階層化による自己秩序機能の創出(北大院理)景山 義之
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14:40-15:00 発動分子システムを基盤とする生体分子集合体材料の創成(東工大生命)上野 隆史
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15:00-15:20 エネルギー変換機構を含む発動分子の創成 (Creation of dynamic molecular devices containing energy conversion mechanism) (奈良先端大)Gwenael Rapenne
- 15:20-15:40 発動分子科学:エネルギー変換が拓く自律的機能の設計(東工大生命)金原 数
参加費:無料
申込:不要(当日、直接ご来場ください。)
問合先:新学術領域研究「発動分子科学」事務局(寺西)E-mail: secretary@molecular-engine.bio.titech.ac.jp
主催:国立研究開発法人科学技術振興機構
日時:3月23日 9:00~15:40
さきがけ「自在配列」研究成果報告会を開催いたします。本さきがけ研究領域は、2020年10月に立ち上がり、原子や分子を自在に結合、配列、集合する手法を駆使して、新しい物質や構造体を生み出し、その構造がもたらす新しい特性や機能を引き出すことにより、革新的な物質科学のパラダイムを構築することを目指しています。今回のシンポジウムでは、2020年度採択課題を中心に、研究成果を報告いたします。いずれの課題も挑戦的で独創的であり、多くの革新的な成果が生まれました。是非ご来場いただき、ディスカッションにご参加ください。
プログラム
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09:00-09:10 開会挨拶 (東京理科大学)西原 寛
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09:10-09:40 強相関ファンデルワールス超構造における創発フェロバレー強磁性(東京大学)中野 匡規
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09:40-10:10 MBE法と原子置換法を融合した原子層材料開発と電子物性解明(東北大学)菅原 克明
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10:10-10:40 無機ナノシートの配列制御と機能探索(信州大学)佐野 航季
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10:40-11:10 原子の三次元自在配列による新規金属ナノ物質の開発(京都大学)草田 康平
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11:10-11:40 分子集積に立脚した小分子変換触媒の開発(大阪大学)近藤 美欧
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13:00-13:30 π拡張型らせん状分子の自在配列による分子機能開拓(京都大学)廣瀬 崇至
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13:30-14:00 ケイ素鋳型分子を活用した金属クラスター合成と機能開拓(東京大学)砂田 祐輔
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14:00-14:30 離散的配列ブロックを用いた高機能化タンパク質自在設計技術の開発と応用(静岡県立大学)中野 祥吾
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14:30-15:00 金属連結ペプチド鎖が創り出す巨大編み込み球殻構造(東京工業大学)澤田 知久
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15:00-15:30 トポロジカル結合を並べて作る多孔性結晶(理化学研究所)佐藤 弘志
- 15:30-15:40 閉会挨拶 (東京理科大学)西原 寛
参加費:無料。日本化学会春季年会に登録されていない方も無料で入場いただけます。
問合先:国立研究開発法人科学技術振興機構 戦略研究推進部 さきがけ「自在配列」領域担当 E-mail: presto_pma@jst.go.jp
主催:文部科学省「材料の社会実装に向けたプロセスサイエンス構築事業(Materealize)」全固体電池を実現する接合プロセス技術革新
協賛:物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点
日時:3月23日(木) 9:00~11:40
全固体電池で実用的な性能を達成するためには、電池材料を稠密化して材料間の界面面積を拡大するとともに、この界面のイオン伝導を良好なものにする必要があります。これらの要請を両立するためには、個々の電池材料を接合するためのサイエンスの構築が不可欠です。文部科学省「材料の社会実装に向けたプロセスサイエンス構築事業(Materealize)」におけるプロジェクト「全固体電池を実現する接合プロセス技術革新」では、昨年に続いて酸化物型の全固体電池におけるプロセスサイエンスに関するシンポジウムを行います。2回目の開催となる今回のシンポジウムでは、焼結法による界面接合や焼結シミュレーションに関する招待講演とともに、焼結助剤を用いた低温焼成や融液合成、粒界におけるイオン伝導に関する研究成果をご紹介します。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
プログラム
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09:00-09:10 開会挨拶
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09:10-09:30 プロジェクト「全固体電池を実現する接合プロセス技術革新」全体概要(物材機構)高田 和典
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09:30-10:00 【招待講演】焼結プロセスを用いる酸化物型全固体電池の低抵抗界面接合(名大)入山 恭寿
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10:00-10:30 【招待講演】モンテカルロ法とFEMを用いた焼結シミュレーション技術の開発(JFCC)寺坂 宗太、松原 秀彰、野村 浩、木村 禎一
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10:30-10:50 コバルト修飾Li1.3Al0.3Ti1.7P3O12 (LATP) 固体電解質の低温焼結(物材機構)打越 哲郎、石井 健斗
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10:50-11:10 液相浸透焼結法によるガーネット型酸化物固体電解質の接合(物材機構)桑田 直明、吉田 尚生、高田 和典
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11:10-11:30 酸化物固体電解質粒界における界面イオン伝導に関する第一原理MD解析(物材機構)館山 佳尚、GAO Bo、JALEM Randy
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11:30-11:40 閉会挨拶
参加費:無料
問合先:物質・材料研究機構 マテリアライズ事務局
E-mail: Materealize@nims.go.jp
主催:国立研究開発法人科学技術振興機構
日時:3月24日(金)13:00~15:40
CREST「革新的反応」の研究成果報告会を開催いたします。2018年10月に立ち上がりました本領域は、電気や光等のエネルギーを積極的に利用した革新的反応技術を創出することに積極的にチャレンジしています。今回のシンポジウムでは、2019年度採択課題での研究成果に加えまして本領域の最新のトピックスを二つ紹介いたします。いずれも革新的な研究成果です。ぜひご参加ください。
プログラム
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13:00-13:10 CREST 趣旨説明(大阪公立大/台湾国立陽明交通大)柳 日馨
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13:10-13:40 レドックスメカノケミストリーによる固体有機合成化学(北大院工)伊藤 肇
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13:40-13:55 新規有機光ルイス酸触媒を用いた光グリコシル化反応(慶應大理工)高橋 大介
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13:55-14:25 不飽和結合への電子注入に基づく高度官能基化法の創出(京大院理)依光 英樹
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14:25-14:55 非平衡プラズマを基盤とした電子駆動触媒反応の創成(東工大工)野崎 智洋
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14:55-15:10 光触媒的一電子注入法による難還元性物質の変換(日工大基幹工)小池 隆司
- 15:10-15:40 電子移動制御による連続脱水縮合反応(東農工大)千葉 一裕
参加費:無料
問合先:国立研究開発法人科学技術振興機構 戦略研究推進部
E-mail: crest-reaction@jst.go.jp