26th Annual Meeting of the Ecology and Civil Engineering Society in Kyoto

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[G] 氾濫原でのEcoDRRをいかに進めるか - 滋賀県の氾濫原を対象としたEcoDRR研究 –

Thu. Sep 21, 2023 2:30 PM - 4:00 PM Seminar room 4+5

【企画者】
瀧健太郎(滋賀県立大学環境科学部)

【内容】
 総合地球環境学研究所EcoDRRプロジェクト(代表:吉田丈人,正式名称「人口減少時代における気候変動適応としての生態系を活用した防災減災(Eco-DRR)の評価と社会実装」,RIHN14200103,実施期間:2017-2022)では、滋賀・千葉・福井での実践研究とともに、これらの成果を踏まえたリスクと恵みの全国評価を行った。
 本自由集会では、滋賀サイト、特に河川管理・氾濫原管理・土地利用に関わる実践研究について、6年間の成果を振り返り(共有し)、今後のわが国での氾濫原管理のあり方、学術研究が果たすべき役割について議論を行う。滋賀県では、全国に先駆け「地先の安全度」マップ(内外水を同時に考慮した多段階浸水想定・水害リスクマップ)を整備し、流域治水を本格展開している。このようなリスク評価は、各種生態系サービスの評価にも応用でき、また、リスクと恵みを考慮した土地利用の検討を可能にしており、さまざまなEcoDRR /グリーンインフラに関する研究が展開された。EcoDRRプロジェクトのうち、主に滋賀サイトで上記課題に取り組んだ研究者からの個別発表と、発表者を中心とした総合ディスカッションを行う。

【プログラム】
(概要説明)
1)EcoDRRプロジェクトの紹介 / 吉田丈人
2)滋賀サイトでの氾濫原研究で目指したもの / 瀧健太郎
(成果報告)
3)霞堤の機能評価と保全 / (登壇者 調整中)
4)氾濫原の恵みとリスクの評価、土地利用デザイン、機能保全 / (登壇者 調整中)
(総合討議)
瀧健太郎(進行)、吉田丈人(コメンテーター)、調整中