[1P1701-06] 河川管理

[PB-3] 礫列の形成と流域特徴との関係性に関する基礎的研究

*大槻 順朗¹、唐沢 和輝²、厳島 怜³ (1. 山梨大学大学院総合研究部附属地域防災・マネジメント研究センター、2. 山梨大学工学部土木環境工学科、3. 東京工業大学環境・社会理工学院融合理工学系)

本研究では河川上流域に特徴的な礫列構造を空撮で調査し流域特徴との関係性から礫列の流域個別性を評価した．その結果，上流ほど礫列（落差）密度が高まるが，同一地質流域で比較すると低水路縮小や落差工などの人為改変の影響を受けること，巨礫密度が高いと礫列密度も高く巨礫の捕捉効果が影響するが，そうでなくても礫列密度は高い河川があり流水による集合効果も複合することが示唆された．