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[PC-5] 環境DNA分析によるトンボ目の網羅的検出と既存調査手法との比較
トンボ目を対象に環境DNA分析を行い、サンプリング方法での違いを評価すること、従来手法の幼虫や羽化殻の採集調査と比較することで環境DNA分析の有用性を評価することを目的として行った。環境DNA分析の結果、検出種数は地点間の違いよりも、季節による変動の方が大きく、同一地点間では深層水の方が表層水よりも検出種数が多い傾向が見られた。また、環境DNA分析で得られた種数は従来手法よりも多く、課題は残るものの、従来方法を補完するには強力な手法であることが示唆された。
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