11:30 〜 12:30
[PD-3] 矢部川廻水路における魚類分布と物理環境
矢部川には旧藩時代に発達した廻水路が現存する。本研究では廻水路及び矢部川支流において魚類相と物理環境を現地調査し、廻水路が有する生物多様性の優位性を明らかにする。調査の結果、どの水路でも流速や河床材料の異なる多様なハビタットが存在し、同所的に氾濫原~扇状地~渓流の魚種が確認され、流呈区分と出現魚種の逆転も見られた。廻水路は改修が少なく生物・ハビタットの多様性に優れた環境が残存し、保全の重要性がより高いと考えられる。
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