[1P1717-19] 植生

[PE-1] 全方位画像撮影システムを用いた阿寒湖のマリモ動態モニタリング

*奈良 竜征¹、山田 浩之²、尾山 洋一³、中山 恵介⁴ (1. 北海道大学大学院農学院、2. 北海道大学大学院農学研究院、3. 釧路市教育委員会マリモ研究室、4. 神戸大学大学院工学研究科)

阿寒湖のマリモは、近年生育状況の悪化が懸念されている。その現状を理解するためには、マリモの分布や動態などを明らかにする必要がある。そのために、モニタリング対象の拡大や調査頻度を高めることでマリモに関する事例を蓄積することが課題であった。そこで我々は全方位カメラを用いた水中用モニタリングシステムを開発し、試験運用を開始している。本発表では、マリモの動態と風速や水深の関係に着目して、試験運用で得られた観察結果について報告する。