応用生態工学会第26回京都大会

講演情報

ポスター発表

保全

[1P1732-36] 保全

2023年9月20日(水) 11:30 〜 12:30 H (ハイブリットスペース)

11:30 〜 12:30

[PH-7] ナゴヤダルマガエル幼体の成長に伴う斑紋の変化:
絶滅危惧種の非侵襲的な個体識別に向けて

*安積 大輔1、渡部 恵司2、勝原 光希1、中田 和義1 (1. 岡山大学大学院環境生命科学研究科、2. 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究部門)

カエル類を傷付けることなく個体識別できる方法として,斑紋を用いる識別法に着目した。本研究では,ナゴヤダルマガエルの斑紋の分布と形状について,個体差および成長に伴う変化の有無を検討することを目的とし,本種の幼体を最長で2ヵ月間飼育し,斑紋の写真撮影と比較を行った。その結果,ナゴヤダルマガエルの幼体では,斑紋の分布・形状においては個体識別が可能な程度の個体差を有し,2ヵ月程度では変化しないことが明らかとなった。

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