11:30 〜 12:30
[PH-7] ナゴヤダルマガエル幼体の成長に伴う斑紋の変化:
絶滅危惧種の非侵襲的な個体識別に向けて
カエル類を傷付けることなく個体識別できる方法として,斑紋を用いる識別法に着目した。本研究では,ナゴヤダルマガエルの斑紋の分布と形状について,個体差および成長に伴う変化の有無を検討することを目的とし,本種の幼体を最長で2ヵ月間飼育し,斑紋の写真撮影と比較を行った。その結果,ナゴヤダルマガエルの幼体では,斑紋の分布・形状においては個体識別が可能な程度の個体差を有し,2ヵ月程度では変化しないことが明らかとなった。
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