[1P1743-48] 河川管理

[PB-10] 石狩川と旧川湖沼の連続性回復に伴うEcoDRR効果の推定

*安田 希亜良¹、石澤 沙耶香²、瀧 健太郎¹ (1. 滋賀県立大学大学院 環境科学研究科、2. 日本エヌ・ユー・エス株式会社)

降雨～流出～流下～氾濫を統合的に追跡可能な水理・水文モデルを用いて石狩川本川と旧川湖沼群とを再接続した場合の減災効果を推定した。また、氾濫特性と連動したタンチョウの適地推定モデルを構築し、本川と旧川接続による適地の増減を推定した。その結果、本川と旧川湖沼の連続性を回復することによって、旧川湖沼の洪水貯留が増加すると、生態系保全機能も向上するというシナジー効果が得られることが分かった。