09:45 〜 10:00
[OH-4] 河床における細粒土砂の多寡が底生動物の生息に与える影響
ー置き土実験が行われている矢作川を事例として―
矢作ダムの堆積土砂を利用した置き土実験が行われている矢作川中流の平瀬において、河床の粒径組成と生息する底生動物の関係を調査した。その結果、置き土と同程度の粒径組成である4 mm以下の砂礫の割合が高い場所ほど、底生動物の個体数および現存量が減少する有意な負の相関が見られた。今後、矢作川中流では置き土量が増加するに伴い、底生動物の個体数および現存量が減少する可能性が示唆された。
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