応用生態工学会第26回京都大会

講演情報

口頭発表

魚類

[21107-12] 魚類

2023年9月21日(木) 10:30 〜 12:00 連携研究棟

久加 朋子(富山県立大学),鬼倉徳雄(九州大学)

10:45 〜 11:00

[OI-2] 淀川大堰下流の塩分分布とアユの遡上数の関係
〜アユは塩分が低い水塊を「道標」に遡上する?〜

*瀬口 雄一1、森井 裕1、佐藤 大生1、竹門 康弘2 (1. 株式会社建設技術研究所 大阪本社、2. 大阪公立大学 国際基幹教育機構)

淀川大堰魚道では毎年3~160万個体のアユの遡上が確認されている.アユの遡上に影響する要因として,水位・流速・水温等が報告されているが,これらと遡上数に明確な関係が把握できなかった.本研究では,平面二次元多層流モデルを用い,淀川大堰の流量別に塩分分布を計算し,アユの遡上数との関係を検討した.その結果,塩分10psu水塊が2~5kに達する塩分分布の際にアユの遡上数が多くなる傾向が示唆された.

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