応用生態工学会第26回京都大会

講演情報

口頭発表

環境DNA

[2401-06] 環境DNA①

2023年9月21日(木) 09:00 〜 10:30 きはだホール

村岡 敬子(土木研究所),乾隆帝(福岡工業大学)

10:00 〜 10:15

[OA-5] 水生植物の分布を環境DNAで検出することは可能か?十勝川の事例

槐 ちがや1、*中島 颯大1、篠原 隆佑1,2、菅野 一輝1,3、片桐 浩司4、村岡 敬子1、崎谷 和貴1 (1. 土木研究所、2. ウエスコ、3. 建設環境研究所、4. 東京農工大学)

本研究は目視調査と採水を同じ地点で行い,MB解析(環境DNAメタバーコーディング解析)により,水生植物の分布をどの程度把握することが可能か明らかにすることを目的とした.その結果,目視調査では合計7種が確認された.MB解析と目視調査の結果を比較すると環境DNAでは目視で同定できる種レベルまでは落とせないことが多かった.一方で,属レベルでは目視で確認された6属中4属の検出となり,目視調査での確認種を概ね検出できることがわかった.

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