[2407-09] 環境DNA②

[OA-8] 環境DNAを用いた江の川土師ダム下流におけるオオサンショウウオの生息状況の検討

*宮園 誠二¹、宮平 秀明¹、中尾 遼平¹、赤松 良久¹ (1. 山口大学大学院創成科学研究科)

本研究では，環境改変の著しい江の川土師ダム下流の支流を対象として，オオサンショウウオの環境DNAを季節的に（2021年3月～12月）モニタリングし，環境DNAの検出率と環境要因との関係を解析することで，対象種が支流を利用するために必要な環境条件を検討した．結果として，河川規模が大きく，水温が相対的に低い支流にオオサンショウウオが定住している可能性が明らかとなった．