[2901-06] 保全

[OD-2] 渡良瀬川支川における貴重植物の保全と両立した堤防除草の取り組み

*前田 研造¹、鈴⽊ 敏弘¹、⼊澤 友⾹²、松⽥ 浩輝¹、島⽥ 匡之³、⼩林 健⁴、細⽥ 雅⼦³、⽯川 真⼀⁵ (1. いであ株式会社、2. 元いであ株式会社、3. 元国⼟交通省関東地⽅整備局渡良瀬川河川事務所、4. 国⼟交通省関東地⽅整備局渡良瀬川河川事務所、5. 群⾺⼤学情報学部)

渡良瀬川の支川において、堤防機能を維持しつつ、堤防に生育する貴重植物のフジバカマを保全するため、5年サイクルの除草計画を策定し、実施した。長期のモニタリング結果をもとに、取り組みの効果と課題を報告する。合わせて、高水敷上に安定した生育地を確保するための取り組みとして、堤防除草により刈り取られる茎を用いて年度内に育苗から移植までのサイクルを完了できる移植手法である”挿し穂移植”を紹介する。