[2907-12] モニタリング

[OE-1] 風力発電の環境アセスメントへの利用にむけたレーダー鳥調査手法の開発

*鎌田 泰斗¹、佐藤 雄大²、向井 喜果¹、河村 佳世¹、島田 泰夫³、黒田 幸夫³、河口 洋一²、関島 恒夫¹ (1. 新潟大学、2. 徳島大学、3. 日本気象協会)

本研究では、Xバンドレーダー、Sバンドレーダー、およびバードレーダーにおける鳥の飛翔状況調査への利用可能性を検証した。Xバンドレーダーは個体追跡が可能であり、対象種を想定することで観測可能範囲を設定できることが明らかとなった。また、これまで使用実績が少ないSバンドレーダーおよびバードレーダーについては、鳥の飛翔数と物標数に正の相関が認められた。レーダーの使用方法を基準化することで、定量的な鳥調査が可能になることが示された。