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[OG-3] 京都・嵐山周辺における日本産オオサンショウウオの生息状況
嵐山周辺における日本産オオサンショウウオについて,2015年5月から生息状況調査を開始した.調査地におけるオオサンショウウオは,西日本豪雨直後の2018年7月20日は5個体が確認されたが,その後,台風21号接近以降の調査では確認個体数が増え,2015年5月から2018年6月までの4年間の個体数はのべ48個体であったのに対し,西日本豪雨直後の2018年7月20日から2019年6月までの1年間で確認した個体数はのべ67個体にも上った.これらのことは,2019年7月の西日本豪雨と9月の台風21号に伴う出水により,それ以前よりもはるかに多い個体が流されて嵐山周辺へたどりついたことを示唆している.
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