[KSY-03] 老年歯科の卒前教育の進む道
私のような卒業後に老年歯科医学を学び始めた世代とは異なり、現在の学生は、学部教育の中で老年歯科医学を多く学んでいる。決して十分とは言えないかもしれないが、おそらく多くの現役世代の皆さんが想像する以上のボリュームであると思う。したがって、これから現場に出てくる歯学生は、学生時代に口腔機能管理や摂食嚥下リハビリテーション、訪問診療、チーム医療などを学んできた、いわば老年歯科医学のネイティブ世代である。
そんな彼らが、第一線で、チームのリーダーとして活躍するのは、2040年問題の後の時代である。彼らに対して、私たちは何を伝えていけばよいのだろうか。高齢者数が減少に転じ、高齢化率が高止まりする時代には、どんな知識と技能が必要になるのだろうか。それに対応するための学生教育はどのようにすればいいのだろうか。そのような疑問を皆さんとともに考える場としたいと思う。
また、本会30周年記念事業の一環として公開された日本老年歯科医学会多施設共同研究支援クラウド(JSG cloud)についても招待したいと思う。会員ならどなたでもお使いいただける多施設共同研究の支援システムである。ぜひ、ご活用いただければと思う。(COI開示:なし)
そんな彼らが、第一線で、チームのリーダーとして活躍するのは、2040年問題の後の時代である。彼らに対して、私たちは何を伝えていけばよいのだろうか。高齢者数が減少に転じ、高齢化率が高止まりする時代には、どんな知識と技能が必要になるのだろうか。それに対応するための学生教育はどのようにすればいいのだろうか。そのような疑問を皆さんとともに考える場としたいと思う。
また、本会30周年記念事業の一環として公開された日本老年歯科医学会多施設共同研究支援クラウド(JSG cloud)についても招待したいと思う。会員ならどなたでもお使いいただける多施設共同研究の支援システムである。ぜひ、ご活用いただければと思う。(COI開示:なし)