GISA & IAG'i 2023

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Poster Presentation

ポスター発表 #2

Sun. Oct 29, 2023 1:00 PM - 2:00 PM Venue (Hall, 1st floor of Bldg. C)

[P2-14] フィールド調査アプリを活用した「地域らしさ」の構成要素の発掘とその特徴分析
-飛騨古川地域でのまちあるきイベントを事例として-

*Tatsuya Toji1, Tatsuya Sekiguchi2, Hiroaki Sugino3, Shoko Ueda4 (1. Kyoto Prefectural University, Faculty of Life and Environmental Sciences, 2. Kyoto Prefectural University, Graduate School of Life and Environmental Sciences, 3. The University of Tokyo, Graduate School of Agricultural and Life Sciences, 4. Hida city, Planning Department)

Keywords:地域らしさ, まちあるき, Epicollect5, 写真, アンケート

地方部では、近年の人口減少や少子高齢化の進展により、生活・文化の多様性の喪失が懸念される。その様な中で地域に根付く「地域らしさ」と向き合い、活用・保全していく事が重要である。そのためにも「地域らしさ」が指すものやその概念に対する捉え方を整理・具体化する必要がある。
そこで本研究では、飛騨古川地域を対象として地域に居住または関わりの深い人々に「地域らしい」と感じる要素を見つけてもらった。そのまちあるきイベントの結果に基づき、代表的な地域らしさの特徴を分析・把握するとともに、その様なイベント体験が参加者にもたらす効果の検証を目的とする。
分析では、対象要素の写真・分布や撮影理由に関するデータを用いて、地域らしさの構成要素の分類やその分類ごとの空間分布・選定理由等の分析し、地域らしさの特徴を把握する。また、イベントを通しての地域に対する認識や意識の変化をアンケート調査から分析した結果も報告する。