[P2-15] 奥行きを含めた街路景観評価の機械化
Keywords:街路景観, 街路景観画像, セマンティックセグメンテーション, 深度推定
街路景観を評価する際に,景観画像を用いることで歩行者の知覚に近い評価を行うことが可能となる.そこでは景観の構成要素の構成比や,緑などの特定の要素が占める割合が特徴量として扱われることが主で,構成要素が観測者の位置から近くにあるのか,遠くにあるのかといった配置については十分検討されていない.本研究では,街路景観画像に対してセマンティックセグメンテーションや深度推定を行い,そこから得られた各画像についての構成要素,観測者からみた構成要素の方向・深度をもとに特徴量を作成する手法を提案する.さらに各街路景観画像について景観の評価値を作成し,それらをもとに街路景観の評価と特徴量との関連を分析する.