ポスター発表 #2

[P2-22] 人と蚊との接触機会における季節消長の空間解析

*Mayuko Yonejima¹, Takashi Kirimura², Tomoya Hanibuchi³, Osamu Komagata⁴, Tomoki Nakaya⁵ (1. Kumamoto Univ., 2. Kyoto Sangyo Univ., 3. Kyoto Univ., 4. National Institute of Infectious Diseases, 5. Tohoku Univ.)

Keywords:蚊, 接触機会, 季節消長, 社会調査

蚊媒介性感染症の発生や流行を考える上で重要となる人と蚊との接触機会の情報は，ごく限られた範囲で実施された質問紙調査による実態把握の報告はあるものの，情報が乏しい状況にあり，人と蚊との接触機会を活用したリスク評価の研究はなされていない．本研究はインターネットベースの社会調査を用いて日本全域を対象に，日常生活における人と蚊との接触機会を把握した．社会調査から得られた蚊との接触機会や主観的な蚊の多さの情報に基づいて，蚊の接触機会の季節消長を明らかにするとともに，地域・住環境の特性から人と蚊との接触機会のリスク評価を行う．