13:50 〜 15:20
[EM9-01] COVID-19委員会交流集会 患者をまもる 医療者をまもる 社会をまもる COVID-19委員会活動報告とQ&A
キーワード:COVID-19、スコーピングレビュー、PPE、バーンアウト
日本クリティカルケア看護学会は、2020年4月26日に「新型コロナウイルス感染症対応に従事されている保健医療職・学会関係者・市民の皆様へ」という代表理事声明を発表し、「クリティカルケア領域の医療・看護の質をまもる、医療者をまもる、社会をまもる」を理念として、活動を行ってまいりました。
COVID19に関する最新の知見を踏まえたガイドラインの作成・updateや政策提言を視野に入れた調査を行いました。更に学術団体として現場の看護師及び医療従事者のために何ができるかを検討するために、COVID-19対策委員会を発足し、グローバル・ローカル双方の視点から最新情報に注目した情報集約を行うことを目的に研究を行いました。
2020年からの委員会活動の成果として、皆様に公開、もしくは公開予定の内容は以下となります。
1. 「COVID-19 重症患者看護実践ガイド」 2020年4月7日に初めて発出された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言後、わずか5日でVer.1を公表しました。その後日本集中治療医学会と共同で改訂し、現在 ver.3 を WEB 公開しております。
2. 「ICU における COVID-19 患者に対する看護 Q&A」 2020年4月24日に日本集中治療医学会が作成し、その後、本学会と共同でVer.2改訂をしています。
3. PPE 装着に伴う医療者への有害事象、COVID-19 患者ケアを行う医療機関の看護師の心理社会的ストレス、についてスコーピング・レビュー(進行中) COVID19患者の医療提供に従事する看護師の視点から、抱える課題や有害事象を特定し、政策提言を行うための根拠資料を得るために研究を行いました。
4. COVID-19 患者のケアに携わる看護職からの相談への対応 COVID-19患者ケアについてのガイドラインやマニュアルが整備されていなかった初期の流行の頃に、施設を超えた相談を受け付けるしくみを提供しました。
今回は、これら2020年度からの委員会活動について皆様にご報告するとともに、COVID-19パンデミックといわれてから2年経過して状況が変わった現在、当委員会成果物がどのように利用可能であるか、より実践に活かすための検討課題を明らかにするために、皆様からのご意見やご質問を承りたいと思います。
COVID19に関する最新の知見を踏まえたガイドラインの作成・updateや政策提言を視野に入れた調査を行いました。更に学術団体として現場の看護師及び医療従事者のために何ができるかを検討するために、COVID-19対策委員会を発足し、グローバル・ローカル双方の視点から最新情報に注目した情報集約を行うことを目的に研究を行いました。
2020年からの委員会活動の成果として、皆様に公開、もしくは公開予定の内容は以下となります。
1. 「COVID-19 重症患者看護実践ガイド」 2020年4月7日に初めて発出された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言後、わずか5日でVer.1を公表しました。その後日本集中治療医学会と共同で改訂し、現在 ver.3 を WEB 公開しております。
2. 「ICU における COVID-19 患者に対する看護 Q&A」 2020年4月24日に日本集中治療医学会が作成し、その後、本学会と共同でVer.2改訂をしています。
3. PPE 装着に伴う医療者への有害事象、COVID-19 患者ケアを行う医療機関の看護師の心理社会的ストレス、についてスコーピング・レビュー(進行中) COVID19患者の医療提供に従事する看護師の視点から、抱える課題や有害事象を特定し、政策提言を行うための根拠資料を得るために研究を行いました。
4. COVID-19 患者のケアに携わる看護職からの相談への対応 COVID-19患者ケアについてのガイドラインやマニュアルが整備されていなかった初期の流行の頃に、施設を超えた相談を受け付けるしくみを提供しました。
今回は、これら2020年度からの委員会活動について皆様にご報告するとともに、COVID-19パンデミックといわれてから2年経過して状況が変わった現在、当委員会成果物がどのように利用可能であるか、より実践に活かすための検討課題を明らかにするために、皆様からのご意見やご質問を承りたいと思います。