一般社団法人 日本LD学会 第25回大会(東京)

講演情報

自主シンポジウム

自主シンポジウム » JA

[JA5] 横浜版特別支援教室の効果的な活用

児童支援専任の役割と通級指導教室からの支援

2016年11月19日(土) 10:00 〜 11:30 416 (会議センター4階)

企画者:冢田三枝子(横浜市立斎藤分小学校),司会者:岡田克己(横浜市教育委員会),話題提供者:大山美香(横浜市立飯島小学校),話題提供者:矢島直子(横浜市立斎藤分小学校),話題提供者:川上賢祐(横浜市立平沼小学校),指定討論者:安藤壽子(NPO法人らんふぁんぷらざ),指定討論者:笹森洋樹(国立特別支援教育総合研究所)

10:00 〜 11:30

[JA5] 横浜版特別支援教室の効果的な活用

児童支援専任の役割と通級指導教室からの支援

冢田三枝子1, 岡田克己2,大山美香3, 矢島直子1, 川上賢祐4, 安藤壽子5, 笹森洋樹6 (1.横浜市立斎藤分小学校, 2.横浜市教育委員会, 3.横浜市立飯島小学校 4.横浜市立平沼小学校,, 5.NPO法人らんふぁんぷらざ, 6.国立特別支援教育総合研究所)

【企画の趣旨】横浜市における特別支援教室に関わる取組は、①特別支援教育のスタートに先駆けてモデル事業を立ち上げ、平成21年度末に全校に特別支援教室を設置したこと、②その効果的な活用のために通級指導教室担当者が助言できる仕組みをつくったこと、③特別支援教室活用のキーパーソンとなる特別支援教育コーディネーターと児童指導を兼務する『児童支援専任』を5か年計画で全小学校へ配置したことが大きな特徴である。
特別支援教室が通常の学級と連続した学びの場として機能的に運用されることは、インクルーシブ教育システム構築において合理的配慮や基礎的環境整備の観点からも重要な役割を果たすと考えられる。しかし、横浜市の取組の現状は、学校により特別支援教室の対象児や設置場所は様々であり、対象児の選び方、保護者の同意の取り方なども学校ごとにばらつきがみられる。また、校内における役割についても、個別の取出し指導、クールダウンの場、再登校への居場所等々、多岐に渡り、必ずしも前述した三つの取組がうまく機能しているとは言えない状況にある。
そこで本企画では、インクルーシブ教育システム構築のために、特別支援教室が通常の学級と連続した学びの場として機能的に運用されるよう、横浜市で特別支援教室をうまく機能させている2校の実践報告から、特別支援教室の役割と活用の可能性、児童支援専任の役割及び通級指導教室によるセンター的機能(以下、支援センター機能)と絡めて考えていく。

抄録パスワード認証
抄録の閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。
パスワードは「一般社団法人日本LD学会第25回大会(東京)プログラム」に記載してあります。

パスワード