10:00 〜 11:30
[JA8] 教職大学院で取り組むUDLガイドラインを用いた授業改善のための校内体制と推進
米国視察からの示唆と中学校での実践
【企画の趣旨】インクルーシブ教育の推進、不登校やいじめのなどの予防のためにも,通常学級で多様な児童生徒の学びを保証する授業改善が求められている。通常学級に在籍する発達障害児をはじめとする学びに苦戦する児童生徒が「意欲的に取り組め,よく理解でき,表現できる」ように授業をデザインする具体的な手立てとして,米国のCASTが提案する学びのユニバーサルデザイン(以下UDL)が活用できると考え実践を続けてきた。すでに現職教員の大学院生ならびに学校と協力関係を構築し,小学校算数科(千々和,2009)および中学校国語科(内田・西山・納富,2015)でUDLを活用した授業改善の実践に取り組み,児童生徒の学業達成や意欲に一定の効果を上げてきた。
本シンポジウムでは,西山氏から,教職大学院の教員として,米国でのUDLガイドラインを活用した授業および教員研修の実際の視察経験から話題提供をいただく。また,中学校教諭である内田氏からは,中学校でUDLを活用した授業改善に取り組んだ実践について,成果と円滑な校内推進のための様々な工夫について話題提供いただく。指定討論には,日本におけるUDLの紹介と実践の推進を行ってきた金子氏より,学校におけるUDLの実践を校内で推進するための様々な示唆をいただき,参加者とともに学校における導入や推進に関して議論を深める。
本シンポジウムでは,西山氏から,教職大学院の教員として,米国でのUDLガイドラインを活用した授業および教員研修の実際の視察経験から話題提供をいただく。また,中学校教諭である内田氏からは,中学校でUDLを活用した授業改善に取り組んだ実践について,成果と円滑な校内推進のための様々な工夫について話題提供いただく。指定討論には,日本におけるUDLの紹介と実践の推進を行ってきた金子氏より,学校におけるUDLの実践を校内で推進するための様々な示唆をいただき,参加者とともに学校における導入や推進に関して議論を深める。
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