12:00 〜 13:30
[JB1] 特別支援教育におけるICT活用「ニーズ」と「シーズ」のマッチング
支援学校と大学、ソフト開発会社による読み書きアプリの開発
【企画の趣旨】学習に困難を抱える児童・生徒・学生そして彼らの支援を行う先生方のニーズと、ICT(情報通信技術)の開発において専門的な技術と知見を持つ専門家や研究者のシーズのマッチングに大きな期待が寄せられている。平成26年度に文部科学省委託「障害のある児童生徒の学習上の支援機器等教材開発事業」の採択を受け、ICT機器開発のシーズを持つ大阪教育大学は、大阪府立光陽支援学校、大阪府立大阪南視覚支援学校、大阪府立和泉支援学校、附属特別支援学校と連携し、現場のニーズを知る教員の協力の下、開発事業「支援学校教員ニーズに基づく、読解力向上タブレットPC教材作成支援アプリケーション、および振戦をともなう学習者でも操作可能なタブレットPC学習システムの開発」を進めてきた。 本シンポジウムにおいては、知的障害児童・生徒教育を担う特別支援学校、視覚支援学校というそれぞれの教育の場に置いて、2年間の経験を踏まえて、効果的なICTを開発する場合の課題や有効性がどのような点にあるのか、開発者、協力者より話題提供を行う。これらの知見をふまえ、特別支援教育の視点やICT開発の視点から指定討論を行い、議論を深めたい。
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