14:00 〜 15:30
[JC8] ICT時代の新しいアセスメントの提案
読み書きが苦手な児童・生徒に合理的配慮を提供するには?
【企画の趣旨】2016年4月から障害者差別解消法が施行され,障害のある児童・生徒への合理的配慮が義務化された。読み書きに特異的な困難のある児童に関しては,その困難を補い,教育に参加するために読み書きを代替することが必要なケースが多数存在する。読み書きを代替するとは,文章を目で読むことが難しければ音声化した内容を聴覚的に聞くことで理解する,文字を手で書くことが難しければ口述するもしくはワープロを用いるといったことを指す。読み書きの代替のように通常とは異なる方法を学校教育の中で用いる際には,その方法が必要であることの必然性とその方法の妥当性の説明が必要となる。しかし,どのような評価をすることでその説明をしていくのか,アセスメント方法に関する研究蓄積はまだまだ少ない。
本シンポジウムでは,読み書きの特異的な困難さを主訴とする小学生・中学生を対象としてICTによる読み書きの代替を提案し,アセスメントを行っている実例を紹介する。さらに,アセスメントを行う中で明らかになってきた2つの課題について,新たな視点で行なわれているアセスメント手法を紹介することで,ICT活用と合理的配慮というアセスメントにもとめられる新しい観点への展望を議論する。
本シンポジウムでは,読み書きの特異的な困難さを主訴とする小学生・中学生を対象としてICTによる読み書きの代替を提案し,アセスメントを行っている実例を紹介する。さらに,アセスメントを行う中で明らかになってきた2つの課題について,新たな視点で行なわれているアセスメント手法を紹介することで,ICT活用と合理的配慮というアセスメントにもとめられる新しい観点への展望を議論する。
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