16:00 〜 17:30
[JD2] 発達障がいの二次障がいへの対応
アイデンティティ確立とキャリア支援
【企画の趣旨】昨年度の自主シンポジウムにおいては、「本人を取り巻く環境調整は二次障がいの予防に向けて、どのようになされるべきか」について、具体的事例を通して議論を行った。
発達障がいの二次障がいの一つとして「自己肯定感」「自己効力感」の低さがしばしば取り上げられるが、そのことはアイデンティティの獲得困難、ひいてはアイデンティティ危機に陥ることの危険性を孕んでいると考えられる。アイデンティティ危機は、往々にして「モラトリアムの助長」を生み出すことからも、二次障がいの予防は不可欠であろう。
今回のシンポジウムでは、キャリア形成の視点から、二次障がいの予防について考えてみたい。
二次障がいは、周囲の理解不足や保護者の障がい受容困難も一つの起因と考えられるため、「本人の有り体を認める共生社会の構築」が求められる。個々を認める環境があってこそ「アイデンティティ確立」が成され、そのアイデンティティをベースに、本人の生き様とも言える「キャリア」が形成されると考えられるのである。
これらの観点から「二次障がいの予防と対応」について、さらに議論を深めたい。
発達障がいの二次障がいの一つとして「自己肯定感」「自己効力感」の低さがしばしば取り上げられるが、そのことはアイデンティティの獲得困難、ひいてはアイデンティティ危機に陥ることの危険性を孕んでいると考えられる。アイデンティティ危機は、往々にして「モラトリアムの助長」を生み出すことからも、二次障がいの予防は不可欠であろう。
今回のシンポジウムでは、キャリア形成の視点から、二次障がいの予防について考えてみたい。
二次障がいは、周囲の理解不足や保護者の障がい受容困難も一つの起因と考えられるため、「本人の有り体を認める共生社会の構築」が求められる。個々を認める環境があってこそ「アイデンティティ確立」が成され、そのアイデンティティをベースに、本人の生き様とも言える「キャリア」が形成されると考えられるのである。
これらの観点から「二次障がいの予防と対応」について、さらに議論を深めたい。
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