16:00 〜 17:30
[JD4] 私学における特別支援教育
体制作りの実践事例からみる課題と可能性
【企画の趣旨】特別支援教育は,本来全ての学校で行われるべきものであるが,国公立学校と比べ私学では,特別支援教育コーディネーターの指名率が低く,校内委員会の設置や機能も立ち遅れている。また,障害者差別解消法においても,合理的配慮の提供が努力義務に留められていることもあり,教員の意識が醸成されにくい。
早稲田大学では,包括的なインクルーシブ教育のモデルカリキュラムの構築を推進してきたが,私学こそ,学校の実態が多様で,公立学校を前提にした研修では実践に移しにくいことから,講座「私学における特別支援教育」を設けている。そこでは,現職教員がオムニバス形式で特別支援教育の実践事例を紹介し,私学における特別支援教育の課題と可能性を探っている。
本シンポジウムでは,私学における希少な実践事例をもとにして,私学における特別支援教育の可能性を展望していきたい。話題提供者からは,管理職によるトップダウンではなく,教員が体制作りを推進している事例が紹介される。体制作りの立ち遅れが目立つ私学の特別支援教育について,複雑に絡み合った課題を整理しながら,私学の特性に応じた推進の可能性を検討していきたい。
早稲田大学では,包括的なインクルーシブ教育のモデルカリキュラムの構築を推進してきたが,私学こそ,学校の実態が多様で,公立学校を前提にした研修では実践に移しにくいことから,講座「私学における特別支援教育」を設けている。そこでは,現職教員がオムニバス形式で特別支援教育の実践事例を紹介し,私学における特別支援教育の課題と可能性を探っている。
本シンポジウムでは,私学における希少な実践事例をもとにして,私学における特別支援教育の可能性を展望していきたい。話題提供者からは,管理職によるトップダウンではなく,教員が体制作りを推進している事例が紹介される。体制作りの立ち遅れが目立つ私学の特別支援教育について,複雑に絡み合った課題を整理しながら,私学の特性に応じた推進の可能性を検討していきたい。
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