16:00 〜 17:30
[JD8] 発達障害児・者とその家族の支援
地域における「シーズ」の実践から
【企画の趣旨】発達障害児・者及び家族支援の会シーズ(以下、シーズ)では、家族支援を「家族の機能への支援」ととらえている。子どもに対しての「家族の機能」とは、安心安全や所属の欲求を満たす、対人関係の基礎を築く、基本的なライフスキルを習得する、といった場や環境を提供するものである。すなわち、家族に求められる機能は多岐にわたり、更に当事者の年齢とともに変わっていくものである、ということがわかる。その中で支援する側には、第1に家族を地域の中で孤立させないこと、第2にニーズに応じた柔軟な対応をすること、などが求められていく。もともとシーズの活動は「母親支援」の必要性を感じたところから始まっており、これがシーズの支援モデルの原型となっている。そして、主たる養育者(多くの場合は母親)への働きかけが家族の機能を支える上で重要であると考えている。
本シンポジウムでは、シーズでの8年の活動を通して、地域で実践してきた家族支援について、報告させていただく。まずは家族支援のベースとなる考え方と支援の概観を示し、次に具体的な実施事例を述べさせていただく。多くの方からご意見をいただき、今後の活動の発展に役立てていきたいと考えている。
本シンポジウムでは、シーズでの8年の活動を通して、地域で実践してきた家族支援について、報告させていただく。まずは家族支援のベースとなる考え方と支援の概観を示し、次に具体的な実施事例を述べさせていただく。多くの方からご意見をいただき、今後の活動の発展に役立てていきたいと考えている。
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